千円テントで富山の雪山に寝た話
こんにちは、つぁんです。
突然ですが、僕はアウトドアが好きです。
思いつきで釣りに行ったりキャンプファイアしてみたりする程度にはアウトドア好きです。
そんな僕の大学生の頃の話です。
大学3年生のゴールデンウィーク、友人と旅行に行こうという話になりました。
行き先は運に任せることにしました。
100円均一で日本地図とエアガンを買ってきて、地図に向け発砲しました。
そうです、ダーツの旅のパクリです。
命中した地は富山県。
僕たちは行きませんでした。
当時の僕たちは大学生です。
暇だから旅行に行こうという話になりましたが、お金は持っていませんでした。
なるべく安く済ませたいのです。
そこで僕は考えました。
「キャンプしたらええやん」
そりゃそうです。
ホテルや民宿に泊まるよりキャンプ場を利用した方が圧倒的に安いです。
友人も二つ返事で賛成してくれました。
しかし肝心なことを忘れていました。
僕たちはテントを持っていなかったのです。
僕たちはテントを持っていなかったのです。
テントを買うとなると普通にホテルに泊まれるほどの金額はします。
ではどうするか。
無ければ作れば良いのです。
ホームセンターで
ブルーシート→500円
ビニール紐→100円
ペグ(杭)×4→200円
突っ張り棒×2→200円
を購入。
合計金額は千円です。
非常にコンパクトかつ軽量なテントの素材を集めました。
それを、こうです。
どうですかこの見事な鯉のぼりテント。
これで男2人が寝ても十分な広さのテントとなっております。
そして寝るときはこう
見てくださいこの友人の寝姿。
ゴミ袋と新聞紙です。
友人は寝袋を持っていなかったためこちらも作りました。
汗をかくほど暖かかったそうです。
そして鯉のぼり状になっていたテントも、外気が入らないように輪ゴムで口を縛ります。
完璧です。
ゴールデンウィークなのに雪が残っていましたが問題ありません。
完璧な激安テントです。
自信を持ってオススメします。
千円とゴミ袋があれば雪山でも安心して寝ることができるのです。
……朝になるまではそう思っていました。
雪山の風は強かったです。
輪ゴムでは止められなかったようです。
僕も友人も早朝の寒さで目を覚ましました。
友人は「汗が冷えて余計に寒い」と言っていました。
悪いことは言いません。
千円テントは使わないようにしましょう。
利点はたった1つ。
いい画が撮れます。