映画の出演権を獲った話
こんにちは、つぁんです。
月一更新になりつつありますね。
もう少し頻度を上げたいところです。
ところで、僕は先日とある映画の出演資格を自ら捨てました。
本日はそのお話です。
僕は昔から芝居が好きで、今でも映画やドラマのエキストラのアルバイトに登録しています。
派遣と同じように事務所に登録して、そこからお仕事を受ける形になるのですが、先日その事務所から「映画製作のオーディションがあるから参加してみないか」とお声かけいただきました。
聞いてみると、新人発掘を主な目的としたオーディションということでした。
合格すれば30分ほどのショートムービーのメインキャストとなれるようです。
受けるだけなら費用もかからないということなので、せっかくお声かけいただいた話ですし、受けることにしました。
オーディションの内容は
- 1分間程度の自己紹介
- アカペラでの歌唱
- エチュード≒即興芝居
の3つです。
自己紹介と歌唱は自分なりに無難に終わらせました。(選曲はSEKAI NO OWARI 「RPG」にしました)
問題はエチュードです。
2人ペアで短い台本を渡されて、その続きを2人で演じ、1つのシーンを完成させるというものでした。
役者たちの場の描写力、表現力でその芝居の方向性も変わるエチュード。
相手と自分の技量に差があるほど難しくなります。
片方は熟年夫婦のつもりで演じても、もう片方が付き合って3日目のカップルのつもりで演じてしまうということも起こりうるのです。
そんな最悪なケースだけは避けるために、台本に合わせた自然な状況(関係性、場所、季節、時間)だけは事前に決めてから臨みました。
おかげで話が破綻することもなく、エチュードも概ね成功です。
全ての審査が終わり、最後に結果を受け取りに行く日を事務所の方と相談しました。
時間と日にちが決まった時、
「2時間くらいかかると思うから、後の予定は余裕持って入れてね」
と言われました。
2時間……??
結果を通知するだけならそんなに時間はかからないはずです。
ということは、僕の合格は確定していて撮影に関する説明もそのまま行われるということなのでしょうか。
変に期待すると逆にがっかりするか。
否、弱気な姿勢で受け取りに行っていたら受かるものも受からん。
いやしかし……
首を長くして結果発表の日を待ちました。
そして発表の日。
僕は合格通知を受け取りました。
評価点は2点。
まず、全体の滑舌が良かった点。
そして、演技中の細かな動き(身体での感情表現や仕草)が良かった点とのことです。
大学でアナウンスを学んでいて良かった!
劇団で芝居していて良かった!!
心からそう思いました。
このお話には続きはあります。
それはまた後日。